子供の病気と薬

こどもの発熱・セキ・発疹・下痢

これだけは知っておきたい子どもの病気と薬の知識

子供が病気で苦しんでるとき、ただ看ているしかできないのはつらいですよね。

だから子供に薬を飲ませて楽にしてあげたい、その気持ちはわかります。

しかし薬は子供の状態を考えて使わないと毒にもなりかねません。例えば高熱を出した子供に解熱剤を与える場合、子供の体に十分な抵抗力が残っていなければ熱が下がったことで活発化した病原菌によって病状がより悪化することもあります。

人が病気のときに熱を出すのは本来体に侵入した最近やウイルスを倒すためなのですから熱を下げることがマイナスになることもあるのです。

特に子供は病気を治すことによって抗体を身につけ、次に細菌やウイルスが来たときには打ち勝てるように体を鍛えているわけですから、重い病気でなければしっかりと看病してあげることで薬を使わずに病気を治したほうがいいこともあります。

もちろん薬を使ったほうがいい場合もあるのでその辺りはお医者さんとしっかり相談して、また薬の副作用などもよく理解したうえで薬を飲ませましょう。

子供に薬を飲んでもらうためには

子供は大抵薬が嫌いですよね。子供に薬を飲ませるために一工夫、二工夫しているお母さんも少なくないと思います。

子供に薬を飲ませるための方法として一番効果的なのはやはり「何かに混ぜる」ことでしょう。

ただし特定の飲み物などと混ぜてはいけない薬も存在するのでお医者さんとよく相談してから行ってくださいね。

またミルクなどの普段から飲ませている飲み物に薬を混ぜると「ミルクは苦い」と思い込み、次からミルクを飲んでくれなくなることもあるのでなるべくジュースなどに混ぜて数口で飲める程度の量を与えるといいでしょう。