アメリカの時間
アメリカの時差
アメリカと日本の時差は一つではありません。アメリカは国内の国土が広いですから、アメリカ内部でも時差が発生しています。
アメリカ本土での時差は4つのタイプがあり、東海岸標準時はグリニッジ天文台の標準時刻よりもマイナス5時間で、日本とは14時間の差があります。
ニューヨークやマイアミ、ワシントンなどがこの時間帯に入ります。
そして中西部の標準時刻はグリニッジの標準時刻よりもマイナス6時間で日本とは15時間時差があります。
シカゴやヒューストンなどはこの時間帯が使われています。
そして山岳部の標準時間帯はグリニッジよりもマイナス7時間で日本との時差はマイナス16時間です。
フェニックスやデンバー、ソルトレークシティなどがこの時間帯に当てはまります。
太平洋の標準時間はグリニッジの標準時刻よりも時差が8時間あり、日本との時差はマイナス17時間ということになっています。
ロスやサンフランシスコ、シアトルなどがこの時間帯になります。
地域によって時差が国内で発生していますが同じ週の中でも時差があります。
インディアナ州は夏は中部と同じ時間になるのですが、冬は頭部と同じ時間になりますし、アリゾナ州は夏は太平洋と同じ時間になり、冬は山岳地域と同じ時間になるという特徴があります。
アメリカには夏時間のサマータイム制を採用していますから標準よりもサマータイム制を導入している時間帯は1時間時間が早まります。
これは太陽が沈むまでの時間が長いために、日が出ている間に、時間を1時間早めて有効活用しようということを目的として導入されているのですが、電気代を減らすことにもつながりますのでエコや地球環境も考えられています。
アメリカのサマータイム制導入は夏時間は4月の一番最初の日曜日の午前2時から、10月の最終日曜日の午前2時までが1時間時計の針を早めた時間になります。