エクアドルの時間
エクアドルの時差
日本とエクアドルの時差はマイナス14時間です。日本が正午だったらエクアドルは前の日の午後10時ということになります。
エクアドルとの時差は半日以上ありますがエクアドルの中のガラパゴス諸島の場合にはさらにマイナス1時間追加されますから日本との時差はマイナス15時間ということになります。
船の中の場合にはエクアドルの本土の時間を使っていることが多いとされています。
日本との時差がマイナス15時間もあるエクアドルのガラパゴス諸島というのはエクアドル領の一つです。
エクアドル領は全部で20州あるのですが、そのうちの一つのガラパゴス諸島は太平洋の上の約1000キロメートルの場所にあります。
日本人観光客がよく訪れるリゾート地タヒチもエクアドルの中の一つです。
タヒチもエクアドル同様にして時差はマイナス14時間となっています。
サマータイム制が導入されている時期は時差が1時間縮まりますからマイナス13時間の時差になります。
エクアドルの時間
エクアドルには掃除の時間がないといわれています。エクアドルの街へ行ったことがある人が最初に驚くのが町にゴミがあふれ返っていることです。
エクアドル人というのはゴミをどこでも捨てる習性があり、掃除スタッフが掃除をしている姿を見かけます。
この国の人にはゴミを色々な場所に捨ててはダメだという感覚や道徳観念が無いようで、日本人は分別してまでゴミに対してシビアに考えているのでかなりカルチャーショックを感じるでしょう。
これに伴ってエクアドルの小学校や中学校では、掃除の時間がありません。
子供たちが常に掃除をするという習慣を身につけませんから外にでてゴミを捨てるという行為をしてもおかしくないのです。
では学校の掃除は誰が行っているのかというと、掃除をする専門の人を雇って行っています。
雇っている人が掃除をするのが当たり前だと思うようになった子供たちは、掃除の時間がないことに不思議も感じませんし、当たり前のように外でゴミを捨てるのです。
ただ、「掃除の時間」というのは日本の文化でもあり、アメリカなどの欧米国でもわざわざ時間を取って掃除をするというのは少ないようです。
アメリカで子供に掃除をさせたら、教育の権利の侵害だとか、子供を不当にこき使っているという裁判が起きるかもしれません。
もともと「掃除は掃除人がやるもの」という感覚が根付いており、日本のように教室に感謝して、キレイに使おうという意識も希薄です。
掃除をする時間があるなら、他にやることあるだろうという感じですね。
エクアドルに掃除の時間がないというのは世界基準で見ればいたって普通であり、 その清掃感覚だけが飛びぬけてズレていると言ってもいいでしょう。
とは言え、100年200年前のヨーロッパだって糞尿を道に捨てて平気な顔をしていた国ですから、 こういった感覚も異常とは必ずしもいえないかもしれません。